『公認会計士◆合格期間1年短縮・勉強法』   感動の青春経済小説。 『グッバイ デイトレード』

 < 大 学 力 比 較 ( 経 済 ・ 商 学 部 )>

経済学部の学閥評価 <データについて>
E+F+G=総合就職率とし、就職時の評価とした。 その総合就職率と役員輩出率をそれぞれ偏差値に直した上で、 その平均値を大学力偏差値とした。
偏差値は上記の中での偏差値で加重計算はしていない。
<各数値について>
役員輩出率=2011年の上場企業役員数を30年前(1980年)の学生数で除して100を掛けた数値
一流企業就職(率)= 2003年の人気ランキング110社への就職率
公務員(率)=2003年公務員就職率
会計士試験合格者数=2003年公認会計士試験合格者数。合格まで数年かかる 場合もあるし、時間的ずれはあるが、 一年あたりの合格者数をここでは採用した。 大学別しかデータが無いので経済・商など経済系が2学部ある 大学は学部別推定数を採用した。

<経済学部・商学部について>

京大がトップになっているのが目につく。役員輩出率で京大が東大を上回っている からであるが、サンプル数も多いので偶然では片付けられない。 まず、考えられるのは就職先の違いである。やはり、東大は京大に比べ、より大きな企業に就職しておりそれだけ 競争が厳しくなる。また東大トップ層では官庁を狙う人も 多い。それと関西の方が競争相手が少ないことも考えられる。年度による数値のバラつきもあるが、経済学部に関しては 東大・京大の差はあまり無いと言えよう。

  役員輩出率は一橋大にとっては厳しい数値になっている。就職貴族と言われ上から下まで東大とまったく同じレベルの会社に就職している。 競争という意味では大変である。また、2世社長が少ないのも一橋の特徴と言われる。天下りも少ない。それでも天下の東大と6―4の闘いに なっているので、さすがと言えるかも知れない。 純粋な民間企業では東大京大に遜色ないが、インフラや半官半民企業で劣る。 就職では民間トップと言われるが公務員や会計士を含めた総合就職力では東大・京大に 少し水をあけられている。ただし上記は110社と枠が広いが、超一流企業に絞れば 就職ではトップ争いであろう。

慶大経済は社長数・役員数とも数では圧倒的である。三田会が最強の学閥と言われる所以である。私立大は人数も多いので当然でもあるが、社長輩出率などでは率でもトップクラスである。 最近は入試難易度も上がってきており、国立3強の一角を崩そうかという勢いである。

1980年代私立最難関であった早大政経は上記数値ではパッとしない。マスコミに強いのは有名であるが、 上記数値にはなかなか出てこないので不利である。

法学部が有名な中央大であるが、商学部も公認会計士試験で健闘している。やる気があり、学歴リセットを狙うなら 一番かも知れない。ただし公認会計士は今大変な就職難なのでやはり、覚悟が必要である。

関西学院が役員出世率・一流企業就職率で高い数値を出している。以前は同志社より 上とも言われていた。

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